効率よく効果的に英会話・英語学習をする方法

2023年8月27日

効率よく効果的に英会話・英語学習をする方法

「英語を効率的に勉強したい!」
「英語学習の効率があがらない・・・」

上記のように、感じてはいないでしょうか?

私は35歳で英会話の勉強を始めましたが、一向に伸びませんでした。気持ちはとてもよくわかります。せっかく英語を勉強するのであれば、効率よく勉強したいと思うのは当然な感情です。

現在の私は、1か月20万回以上読まれる英会話・英語学習サイトを運営しています。今回の記事では、私から学習効果を上げる方法についてお伝えします。具体的には、以下の5つです。

  • 覚えるときは、イメージするだけでは足りない
  • イヤな思い出のメリット
  • 記憶の基本公式
  • 言語の学習で一番重要なこと
  • 効率よく効果的に英会話・英語学習をする方法

内容は、2~3分で読むことができます。この記事の内容を実践すると、効率的にテスト対策のための単語力アップが可能です。さらに、英会話力アップにも効果があります。ぜひ最後まで目を通して、実践してください。

効率よく効果的に英会話・英語学習をする方法

何かを覚えるための公式

何かを覚えるための公式は、以下の通りです。

記憶 = 言葉 + イメージ + 五感

 

イメージだけでは足りない?

英単語を覚えるとき、イメージしている人もいるのではないでしょうか?たとえば、lemon という英単語を覚えようとします。そのとき、レモンの意味とともにレモンを頭の中で思い浮かべる暗記法です。

実は、イメージだけだと、効率のよい暗記法とはいえません。

 

単語のイメージだけでは足りないのですか?

 

はい。効率の良さの観点から見て、足りないところがあります

 

 

足りていないところは何かというと「五感」です。言葉とイメージを思い浮かべるのと同時に感覚も感じてください。

たとえば、lemon だと、レモンの絵を思い浮かべると同時にレモンの香りや口に入れたときの酸っぱい味を感じることです。

  • レモン lemon という文字列
  • レモンのイメージ (黄色の果物の絵)
  • レモンの香り、口に入れたときの酸っぱさ
なるほど。イメージだけではダメなんですねー

 

ダメではないですが、五感を加えるとより効果的です

 

 

イヤな思い出のメリット

今まで生きてきて、何かイヤな思い出があるかもしれません。それを思い返すと、イヤな感情もよみがえると思います。

実は、イヤな思い出から湧き出てくるイヤな感情が、記憶に役立つのです。

たとえば、イヤな思い出を思い返すと、以下のようにイライラするかもしれません。

「つらかったな・・・」
「あのときのあいつ、腹立つわー」

このイヤな感情を、記憶に結びつける。それがイヤな思い出のメリットです。

たしかに、感情がこもっている記憶は忘れにくいですね

 

感情がともなうと、より単語や熟語を覚えやすくなります

 

えーっと・・・どういうことですか?

 

 

イヤな感情を利用した記憶法 : 単語編
  1. 文字とイメージを思い浮かべる
  2. イメージと五感を結びつけるように覚える

たとえば building という単語を覚えたいとします。

まず、文字とビルの絵を思い浮かべます。次に、そのビルを下から見上げて首が痛くなる自分を想像してみましょう。それが、その五感を感じながら言葉を覚えるということです。

実際に真上を向く必要まではありません。しかし、過去の経験でビルを下から見上げた経験があれば、より覚えやすいです。

この方法で単語や熟語を覚えるのはよさそうですね

 

大人になると経験していることも増えるので、単語によっては覚えやすいです

 

英会話フレーズの場合は、どうすればいいですか?

 

イヤな感情を利用した記憶法 : 英会話フレーズ編
  1. 英文から、感情が湧き上がりそうな設定を作る
  2. 感情が湧き上がるようにイメージをする

たとえば That’s news to me. という文章を覚えたいとします。意味は以下の通りです。

That’s news to me.
初耳です

設定は、あなたが何かイヤなウワサでも流されていることを人から聞いたことにします。「えっ!」と、びっくりして驚いているあなた自身のイメージをしてください。イヤなウワサなので、そのときの嫌な気持ちを感じるのを忘れないことが重要です。

なるほどー。イメージと感情を一緒にするのですね

 

上記の例ではあえて嫌な感情を思い起こすような設定にしています。なぜかというと、「人は嫌な記憶ほど覚えていられる」という脳の特性を利用したものなんです

 

イヤなことは覚えやすいのは、脳の特性なんですね

 

「映画やドラマで英語を勉強した」という人は、このイメージと感情の方法をあわせているんです。なので、映画やドラマで勉強するのは、とても効率的な英語勉強法なんですよ

 

たしかに、私はよく泣いたり笑っていたりしています

 

映画は映像がそのまま流れてくるので、イメージしやすいです。しかし、実はこの「記憶の公式」でもまだ足りないんです

 

まだ、何かあるんですか?

 

記憶の基本公式
記憶 = 言葉 + イメージ + 五感
文字や文章にあったイメージをし、さらに五感で感じとること
イヤな感情を思い起こすイメージだとさらによい

 

 

言語の学習で一番重要なこと

結論から言うと、言葉を発することでイメージと「音」を結びつけることが、言語学習では一番重要です。

ん?これはどういうことですか?

 

言語学習で忘れてはいけないことは、何だと思いますか?

 

んー・・・ごめんなさい。わからないです

 

「音」です。言語学習では「音」を忘れてはいけないのです

 

そうなんですね

 

英語をイメージと五感・感情を付け加えて勉強したとしても、実は「音」が足りていないのです

 

なるほどー。そういわれると「音」のない言語はないですよね

 

言葉が聞き取れたり話せたりしないと、言語を学ぶ意味はかなり薄いですよね?

 

たしかに。英語を学ぶ理由がテストをパスするためだけなのは、すごくもったいない感じがします

 

これからお伝えすることを実践すると、効率的にテスト対策の単語力アップができます。さらに、英会話にも効果があるのです

 

効率的に学んで、英会話できるようになりたいです

 

そのためには「音」が必要なんです

 

記憶の公式と「音」がどう関係しているのか、わからないです

 

効率よく効果的に英会話・英語学習をする方法

効率よく言語を習得するのであれば、以下の4つが必要です。

  • 言語
  • イメージ
  • 五感
  • 音読

なぜなら、音読をすることで言語・イメージ・五感が結び付きやすくなるからです。

そして、音読には「英語のスピーキングの練習」というメリットもあります。口に出す練習をしないと、話せるようにはならないです。単語や熟語、英会話フレーズを身につけながら、同時にスピーキングの練習もすると効率的です。

何かを覚えるのであれば、記憶の公式に音読を足しましょうということです

 

それって、覚えるときにイメージして感覚を感じながら、声に出すということですか?

 

そのとおりです!

 

なるほどー。じゃあ、たとえば smear 「汚れ」「汚す」という意味の単語を覚えたいときはどうすればいいですか?

 

一番は smear を使うイメージしやすい英文を検索して、それを音読することです

 

1. 単語やフレーズを使った英文検索

smear という単語を検索して、英文を1つ決めます。(自分で smear を使う英文を作成しても OK)

There’s a black ink smear on my shirt.
シャツに黒いインクの汚れがあります

 

2. 記憶の公式を意識した上で音読

イヤな感情を想像しながら音読します。ここでは、記憶するために「自分のシャツにインク汚れがあったらイヤ」という感情を利用します。

効率よく効果的に英会話・英語学習をする方法
1. 単語やフレーズを含んだ英文を検索
2. 記憶の公式(言葉、イメージ、五感)を意識した上で音読

 

なんかあれですねー。演技しているみたいですねー

 

いいこと言いますね!ただ台本を読むのではなく、演じながら台本を読むのと似ているかもしれません

 

映画の場合は、字幕を出しながら俳優さんの話にあわせればいいですか?

 

そのとおりです。同時に声に出せるように練習しましょう。俳優の演技をマネする感じですね

 

 

 

まとめ

英語に限らず、何かを記憶するときの公式は以下の通りです。

記憶 = 言葉 + イメージ + 五感

英語などの言語学習の場合は、この公式に「言葉にして発する」をプラスしてください。

言葉とイメージ、そして五感だけではなく声に出すと効果的なんですね

 

そうですね。単語やフレーズを身につけるのには、イメージだけでは足りないです。もっと五感を使って、音読して身につけていきましょう

 

記憶の基本公式
記憶 = 言葉 + イメージ + 五感
文字や文章にあったイメージをし、さらに五感で感じとること
イヤな感情を思い起こすイメージをするとさらによい

 

効率よく効果的に英会話・英語学習をする方法
1. 単語やフレーズを含んだ英文を検索
2. 記憶の公式を意識した上で音読

 

残念ながら、英語を話すと間違えて恥ずかしい思いをすることもあります。脳の仕組み上、イヤなことは記憶に残りやすいのです。もちろん、英語での会話を楽しんでも記憶は定着します。

記憶を定着させるのに一番簡単なのは英語での会話です。

  • 単語
  • 熟語
  • 英会話フレーズ

実際に英語で会話をすることで、記憶の公式の沿った学習が可能です。ご参考までに。

 


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。