英語のネイティブスピーカーじゃない人と話すときの注意点
よく考えると当たり前のことかもしれません。最初にあえて記述します。
実際に海外で生活すると、英語のネイティブスピーカーではない人とも英語で話すことになります。現地生活では、英語でコミュニケーションをとることがほとんどなのではないでしょうか?そのコミュニケーションで、注意してほしいポイントがあります。この注意点をおさえているかどうかで
- あなたの英語が通じるかどうか
- コミュニケーションがうまくいくかどうか
が変わってきます。3分もかからずに読むことのできる内容です。私自身、海外生活が2か国あり、その中で感じたことをお伝えします。
この記事は、世界の人たちと長期的にコミュニケーションをとるときに役立つ内容です。最後まで目を通していただけたらと思います。
英語のネイティブスピーカーじゃない人と話すときの注意点
世界の言語事情
この記事を書いている2018年現在、英語のネイティブスピーカーより、第二外国語として英語を話す人の割合の方が多くなっています。
イギリスやアメリカでは、英語が公用語です。また、シンガポールなど第二外国語として英語を使う国もあります。
第二外国語として英語を話す大きな理由は、仕事です。英語を話すことができれば、必ず仕事ができるわけではありません。しかし、仕事では英語が話せることが大前提の場合も多いです。
世界の言語事情は、今は英語と中国語と言われています。現在はGDPが1位2位の国々が、アメリカと中国です。そのため、これら英語や中国語に力を入れている人が世界中で増えてきています。
ノンネイティブの国々では、中国語を学ぶ人も増えているのです。2位中国とのGDP差が著しい日本でも同様に増えています。それもそのはずで、英語と中国語を話すことができるということは収入増に直結するからです。
・第二外国語として英語を話す人の方が多い
・世界は、英語と中国語に力を入れ始めている
第二外国語として英語を使う人を見て感じること
結論から言うと、人により英語の能力に差がありすぎです。
私はこの記事を書いている現在、海外に在住しています。しかし、ここはネイティブスピーカーの国ではありません。だからと言って、英語を使わないかといえばそんなことはありません。むしろ英語しか使わないと言っていいでしょう。
現地の人たちも、仕事や生活をする中で英語を使います。人により英語の能力はバラバラです。
正規の勉強をしていないノンネイティブスピーカーもいます。英語の教科書のようにきれいな文章を話さない人の方が多いです。発音は、英語の教材にあるようなきれいな音で聞こえてくることはあまりありません。内容も、現地語が混ざっていることは日常茶飯事です。文法も現地語に則ったものだったりします。
・人により英語の能力に差がありすぎ
・発音は、英語の教科書のようにきれいではない
・内容は、現地語が混ざる
・英語の文法ではなく現地語であることも多い
英語のネイティブスピーカーじゃない人と話すときの2つの注意点
注意してほしいことは「慣れる」ことです。
たとえば、海外で英語を使って生活するとします。仕事の同僚など関係者の英語レベルがバラバラな中でも、仕事をしていく必要があるでしょう。
海外に駐在している日本人の中には、
「発音が・・・」
「文法が・・・」
「英語のイントネーションが・・・」
とグチを言う人もいます。しかし、必要なのはグチではなく「慣れる」です。


- こちらから話すとき、相手が通じる英語表現に変換することに「慣れる」
- 相手が話すとき、こちらが意味をくみ取ることに「慣れる」
この2つの慣れはとても大切です。例を挙げて説明します。
I’ll transfer my apartment rent later.
あとで家賃を送ります
話し相手は、アパートのオーナーです。その話し相手が transfer がわからなかったとしましょう。この場合は、別の文章で表現する必要が出てきます。その切り替えを早くすることが慣れるということです。たとえば
I’ll pay for my apartment fee online later.
あとで、ネットで家賃を払います
に変更します。そして、理解したかどうかを確認するとよいかもしれません。最初の transfer が通じなかったからといってストレスをためないようにするのがポイントです。条件反射で別表現に切り替えましょう。





日本人は「察することの大切さ」も理解していることが多いです。相手の言わんとしていることを察するのは、比較的得意だと思います。
しかし、海外ではそうではないことばかりです。残念ながら、コミュニケーションをあきらめて、こちらを見下す人もいます。
海外の人たちとのコミュニケーションは、
- ひとつひとつ丁寧に伝える
- 文化の異なる相手を理解する
という姿勢で臨むと、円滑になることが多いです。
・こちらから話すとき、相手が通じる英語表現に変換することに「慣れる」
・相手が話すとき、現地語が混ざろうが発音が変だろうが、こちらが意味をくみ取ることに「慣れる」
まとめ
世界には多種多様な人が存在します。英語と中国語が主流になってくる世界の中、英語の勉強をしていなくても英語を使う人はいます。そんな中で必要なことは「慣れる」ことです。









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