書籍「ITプロジェクトの英語」レビュー【SE / PM用】
私自身、IT系の会社に就職し、プログラマーとして仕事した経験があります。海外就職も、ITの経験があってこそ実現しました。今回はプログラマー・システムエンジニア・プロジェクトマネージャーにとって有益な書籍の1つ「「ITプロジェクトの英語」」をご紹介します。
書籍「ITプロジェクトの英語」レビュー【SE / PM用】
内容を一言で言うと、システム開発・プロジェクトの工程ごと必要とされる英語表現が掲載されています。この本から、各開発工程で使用される英語を実践的に学ぶことができます。書籍を購入すると、記載されている例文音声のダウンロードもできます。
以下は書籍の目次です。全5章から構成され、さらに全50項目に細分化されています。
Chapter 2 : プロジェクト計画
Chapter 3 : 実行
Chapter 4 : 管理
Chapter 5 : 終結
「ITプロジェクトの英語」の3つのおすすめポイント
書籍「ITプロジェクトの英語」のおすすめポイントを順に説明していきます。
おすすめポイント1 : ITプロジェクトの流れと英語が同時に学べる
この本の良いところは、英語だけではなくITプロジェクトの一連の流れが学べるところです。この本を最初から読み進めることで、基本的なプロジェクトの流れを知ることができます。
たとえば、第1章では、
・企画書の作成
・見積もりと提案
・稟議と決裁
というITプロジェクトの立ち上げの流れも知ることができます。
第2章では、
・プロジェクト計画の作成
・プロジェクト憲章の作成
・開発手法の作成
・プロジェクトスコープの定義
・WBSの作成
・・・など、その後もプロジェクトの流れに沿って進んでいきます。
そのため、プログラマーへ就職を考えている人にとっても最適な一冊です。
おすすめポイント2 : IT系用語を使った活きた英語を学ぶことができる
IT系の英語は検索でも出てきます。しかし、実際の現場でやりとりされる英語を学ぶことは、その現場にいない限りは難しいです。この本では、開発現場で実際にやり取りされる活きた英語を学ぶことができます。
下の例文のように「要件を満たす」や「実装する」という開発現場では当たり前のフレーズを学ぶことができます。
To meet application requirements, we need to implement real-time reference functions through the internet.
業務要件を満たすには、Webからのリアルタイム紹介機能を実装する必要がある
おすすめポイント3 : 違う立場からの英語も学ぶことができる
たとえば、あなたがプログラマーだとします。プログラマーの方の英語の勉強では、開発言語のTipsなどプログラマー業務で必要な英語ばかりを学ぶことができるでしょう。
実際の開発現場では、プロジェクトマネージャーや関係者と連携して仕事をすることになります。それは当然、プロジェクトマネージャーの立場からの英語です。立場が違う英語が理解できなかったら意味が薄いでしょう。
この本を使ってあらかじめ学習をしておけば、違う立場の英語にも対処可能になります。英会話の幅を広げ、コミュニケーションそのもので問題を起こさないようにするために、この書籍で勉強しておくことをおススメします。
以下の例文のように、相手からのコミュニケーションに必要な事柄・フレーズを学ぶことができます。
As a migration policy, make sure not to shut down the current system.
移行の方針として、現行システムはシャットダウンしないでください
まとめ
この本は以下の人におススメです。
・海外就職をIT系で考えている人
・英語をIT業界で現在使っている人
良い点をまとめると以下の通りです。
・ITプロジェクトの流れと英語が同時に学べる
・IT系用語を使った活きた英語を学ぶことができる
・違う立場からの英語も学ぶことができる
正直なところ、業界特有の表現や少し難しい単語もあります。英語が苦手な方は、他の書籍や勉強を行う方がよいかもしれません。とはいえ、英語の実力をつけてからでは遅いことも多いです。
プロジェクトを円滑に進めるためには、コミュニケーションが大切です。コミュニケーションで問題を起こさないためにも、今すぐこの本を確認しておきましょう。
最後まで読んでくださり、ありがとうございました。