【なぜ?】英語・英会話が上達しない5つの理由
「英会話が上達しないな・・・」
「英語が、なかなかうまくならない」
このように、お考えではないでしょうか。私も、英会話の上達までには時間がかかりました。
私は、今でこそ1か月で10万回以上読まれる英語・英会話学習サイトを運営しています。かつては、海外で就職し、仕事もしていました。
しかし、私自身、英語・英会話が上達しないという悩みがあったのも事実です。気持ちはよくわかります。
今回は、なぜ英語が上達しないのか?英会話が上達しない理由について、詳しくお伝えします。具体的には
- 英語・英会話が上達しない5つの理由
- 上達しない理由の各対処方法
- 1から英語を勉強したい人におススメの学習方法
という内容です。
この記事を読むことで、英語・英会話が上達しない理由を簡単に理解することができます。3~4分ほどで読むことのできる内容です。ぜひ最後まで目を通してください。
【なぜ?】英語・英会話が上達しない5つの理由
ここからは、英語・英会話が上達しない理由を5つお伝えします。
目的意識がない・目的意識が薄い
次の質問に答えることができますでしょうか?
「なぜ、英語を勉強するのですか?」
「なぜ、英会話がうまくなりたいのですか?」
つまり、英語を勉強する目的があるのかどうか?です。答えは何でもよいと思います。たとえば、
- 留学したい
- 給料を上げたい
- 海外に移住したい
- 周囲から認められたい
- 外資系企業に転職したい
- 会社内の昇進条件をクリアしたい
など、いろいろあるでしょう。自分なりの目的意識が大切です。
なぜ、目的意識が大切なのかというと、目的がないと、どこに向かって勉強すればよいのかわからないからです。目的がないと、英語に対するモチベーションが上がることはありません。結果として、英語・英会話に上達な学習ができない・もしくは学習効果が薄くなります。
以下の質問に答えられるかどうか、確認をしてください
「なぜ、英語を勉強するのですか?」
「なぜ、英会話がうまくなりたいのですか?」
勉強量が足りない
何かを身につけるにはある程度、量を勉強する必要が出てきます。これは英語だけではなく、スポーツなどでも同様です。
何か1つの技能を習得するのに必要な時間は、約10,000時間といわれています。10,000時間を日数に直すと、約416.6日です。これは1日3時間勉強したとしても、計算上約3,333日かかります。9年以上です。
英語を日常的に使っている人以外は、そこまで学習に時間をかけるのは難しいと思います。しかし、英語・英会話上達にはある程度の勉強量が必要です。
「時間をかけるのは難しい・・・」
とあきらめないでください。コツコツと努力するための勉強時間、それをどのようにして作り出すかを考えるほうが現実的です。1万時間かけなくても
- 海外生活する
- 外資系企業に就職する
- TOEICなどのテストのスコアアップ
は達成できます。
半年や1年などの短期間で、
「英語が上達しない」
「英会話がうまくならない」
と考えているのであれば、まず、考え方を変えてください。ここでは、
- 勉強量を増やす
- 学習時間を確保する
- 英会話・英語学習は長期スパンで考える
のような考え方が必要です。
・英語習得には、学習時間が必要
・勉強時間をどのように確保するかをまず考えよう
・英会話・英語学習は長期戦であると考えて、コツコツ勉強する
疑問を放置している
この記事を読んでいる人は、英語・英会話を勉強していると思います。勉強しているときは、英語に集中しているかもしれません。
しかし、日常でも英語の疑問はふと思い浮かぶことがあります。たとえば、
「これって英語で何と言えばいいのだろう?」
「この日本語のフレーズ、英語だったらどう表現できるだろう?」
などです。疑問が浮かんだときに、すぐ調べるか調べないかで大きな差が出ます。英語・英会話が上達している人は、日常生活でも英語を取り入れています。
たとえば、日本の映画を見ていて
「私が見張られていることは間違いない」
というフレーズが出てきたとしましょう。ふと、この英語表現が気になったとします。気になったときにすぐ、英語表現を調べることが大切です。積み重ねると大きな差が出ます。
上記の「勉強量がたりない」の項目でお伝えした通り、英語習得には勉強量が必要です。日常生活の中でも
「これは、英語でどう表現すればいいのだろう?」
と、疑問に持つセンサーを立てて生活してみてください。疑問は放置せず、その場ですぐに調べましょう。
ほかにも、オンライン英会話を受けている人もいるかもしれません。講師との会話の中で、うまく答えられなかった箇所があったとします。英会話のやり取りの中で、答えられなかった箇所は「今のあなたの弱点」です。
弱点を1つ1つずつなくしていけば、英語・英会話は必ず上達します。
ちなみに上記の日本語に対する英会話フレーズは、
There’s no doubt I’m being watched.
私が見張られていることは間違いない
です。
・疑問は放置しないことが大切
・「英語でどう表現すればいいのか」と考えながら生きていく
・弱点を1つ1つずつなくしていけば、英語・英会話は必ず上達する
音読していない
英会話・英語学習で必要なこと、それは「音読」です。英語に限らず、言語学習では、音読が習得のカギになります。
音読とは、英文を見ながら実際に声に出すことです。音読がなぜ効果的かというと、通訳などで活躍している方たちが、実際に行っている勉強法だからです。
音読とは、たとえば
What would you do if I told you?
聞いてどうするの?
という英文を何度も声に出します。文章を見ずに、口からスムーズに出るまで練習する方法です。
英文を眺めていても、英会話ができるようになることはありません。音読せずにテスト問題を解いていても、英語を話せることはありません。英語・英会話上達には、口に出す練習を数多くこなす必要があります。
・英語習得には「音読」が必要
・音読を数多くこなすことが英会話上達には必要
何を勉強したらよいかわからない
そもそも英語学習で
「最初は何をすればいいの?」
「単語?文法?発音?何から手を付けたらよいのかわからない」
という状態であれば、英会話・英語上達はきびしいかもしれません。その場合は、
- 目的をはっきりと意識する
- 自分のレベルを知る
の2つが大切です。
目的をはっきりと意識する
最初に「どうなりたいか」を明確にする必要があります。たとえば、ある人は
「英語を使う仕事に就きたい」
という目的で英語学習をするとします。また別の人は
「TOEICのスコアを上げて、昇進条件をクリアしたい」
という目的かもしれません。
「英語を使う仕事に就きたい人」と「TOEICのスコアを上げて、昇進条件をクリアしたい人」の英語学習方法は違います。
上達しない理由1 : 目的意識がない・目的意識が薄い でもお伝えしましたが、目的をはっきりさせないことには、英語学習が回り道する可能性があります。
自分のレベルを知る
自分のレベルを知ることで「次に何を勉強すればよいのか?」がわかります。
たとえば「英語を使う仕事に就きたい人」であれば、その仕事の業界の英語を最優先で身につける必要があります。英単語や英会話フレーズは、その業界にあわせたものを勉強しましょう。
また「TOEICのスコアを上げたい人」であれば、まず現状のTOEICのスコアを知ることから始める必要があるでしょう。目標のスコアと現状のスコアと照らし合わせて、弱点を補強することが大切です。
もし「学生時代に習った英語はほとんど忘れたので、1から学習したい」というのであれば、おススメは 瞬間英作文 です。なぜなら、この瞬間英作文で中学英語の文法の復習ができるからです。そして、同時に英会話の基礎を身につけることができます。
・目的意識を、もう一度はっきりさせることから始める
・自分のレベルを知ることで、何を勉強したらよいかがわかる
まとめ
ここまで、英語・英会話が上達しない理由をお伝えしました。おさらいすると
になります。逆に言えば、
- 目的意識をはっきりさせる
- 勉強量を増やす・勉強時間を確保する
- 疑問はすぐに解決する
- 口から英語を出す練習をする
- 目標と自分の現状のレベルを照らし合わせて、するべき勉強を決める
ことで、英語・英会話は必ず上達します。今すぐ、実践できるものばかりです。試してみていただけたらと思います。
私が英語学習をしたのは35歳のときです。帰国子女でもエリートでもないタダの人間です。
それでも、海外で就職しました。そして、1か月で10万回以上読まれる英語学習サイトも運営できるようになりました。私ができたのですから、あなたもできます。自信を持って、英語・英会話学習に取り組んでいただけたらと思います。