英語のネイティブスピーカーが「トライアンドエラー」を使っている?

2024年3月14日

「トライアンドエラー」という言葉、この記事に目を通している人はよく耳にしていると思います。この「トライアンドエラー」は間違いです。正しくは trial and error になります。

これが結論です。ホリエモンでおなじみの堀江貴文氏の著書「英語の多動力」でも、以下のように書かれていました。

try and error は間違いで、正しくは trial and error

しかし・・・。Youtubetry and error を使っている人がいました。動画を見ると、英語を話せる人です。なぜ、彼は try and error を使ったのでしょうか。今回はこの「トライアンドエラー」について、お伝えします。




try and error を使うパターンがある?

英語で実際に try and error を使っている人がいました。以下の動画では、8分45秒に try and error というフレーズが出てきます。

動画に字幕を付けてみたところ、以下のようになっていました。

but this social interaction, this social feedback, this try and error, this social practice, cannot be digitized right now.

見ての通り try and error が使われています。実際のところ、英語ネイティブの間で try and error は使われるのでしょうか?

 

 

他にもないか探してみた・・・

そこで try and error を使っている英語ネイティブはいないかどうか探してみました。結論から言うと、いませんでした。唯一、ビジュアル系ロックバンドの Youtube 動画がでましたが、彼らは日本人でした・・・。

 

 

オンライン英会話の先生に聞いてみた・・・

オンライン英会話の先生に聞いてみました。先生曰く「彼は間違えたんじゃない?」とのことでした。




結論

「トライアンドエラー」をネイティブスピーカーが使っている場合、以下の3パターンが考えられます。

  • 翻訳のミス
  • こちらが聞き間違えた
  • 相手がうっかり間違えた

trytrial は、慣れていないと聞き取れないかもしれません。ご参考までに。

「トライアンドエラー」は間違い
× : try and error
〇 : trial and error

 


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。