to and fro の意味と簡単な使い方【音読用例文あり】

2022年3月1日

to and fro の意味と簡単な使い方【音読用例文あり】

to and fro「行ったり来たり」「あっちこっちに動くこと」「前後に移動する」「進歩のない議論を繰り返す」という意味です。今回はこの to and fro について、簡単にお伝えします。




to and fro の意味と簡単な使い方

to and fro には、下表のように品詞が3つあります。意味とあわせてご確認ください。具体的にどのように使われるかは、下の例文を確認するとわかりやすいです。

to and fro の品詞 to and fro の意味
副詞 行ったり来たり
名詞 あっちこっちに移動すること
言動が定期的に変わること
動詞
(toing and froing)
あっちこっちに移動する
進捗のない議論や考えを繰り返す

最後に、似たようなフレーズに to and from があります。こちらは「往復」「… の行き帰りに」という意味になります。

to and fro と to and from の違い
to and fro : 行ったり来たり、あっちこっちに移動すること、言動が定期的に変わること、あっちこっちに移動する、進捗のない議論や考えを繰り返す
to and from : 往復、… の行き帰りに

 

to and fro の例文 (副詞)

He rocked his son to and fro.
彼は、息子をあちこちに揺り動かしました

She swished the small bag to and fro.
彼女は、小さなバッグをあっちこっちに振り回した

The sailing vessel was rolling heavily to and fro.
その帆掛け船は、前後に大きく転がりました

Crabs from a clean brook scuttle to and fro near his feet.
キレイな小川にいるカニたちが、少年の足元をあわてて行ったり来たりしていた

 

 

to and fro の例文 (名詞)

We don’t like traveling to and fro.
私たちはあちこちに旅行するのが好きではありません

This debate has much of the to and fro.
この討論では、多く言葉や態度が変わっています

 

 

to and fro の例文 (動詞)

toing and froing という形で使われます。

The year was toing and froing between Singapore and Hong Kong.
その年は、シンガポールと香港を行ったり来たりしていました

It has been five days of international economic toing and froing in London.
ロンドンでは、5日間の国際的な経済活動が行われました




まとめ

いかがでしたでしょうか。to and fro には、品詞が3つあります。また、to and from とも違います。ご参考までに。

to and fro
行ったり来たり、あっちこっちに動くこと、前後に移動する、進歩のない議論を繰り返す

to and from
往復、… の行き帰りに

rock
岩、石、ゆする、ゆさぶる、やさしく揺り動かす

swish
振り回す

sailing vessel
帆掛け船

heavily
重く、大量に、どっさり

scuttle
あわてて走る、やめる

brook
小川

debate
討論

international
国際的な

economic
経済的な

 


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。