~ing 形と to + 動詞の原形 の違いとは?【詳細説明あり】

2019年8月21日

~ing 形と to + 動詞の原形 の違いとは?【詳細説明あり】

海外に住み英語で会話していると、どうしてもニュアンスが通じない場面が出てきます。その1つが「~ing 形と to + 動詞の原形 の違い」です。~ ing 形 と to + 動詞の原形 の違いは、その前にある動詞で変わってきます。

今回はこの違いについて、詳しくお伝えします。過去の私はこの違いを知らず、相手に言いたいことがうまく伝わりませんでした。過去の私のような目にあわないためにも、ぜひ確認して、身に着けていただけたらと思います。

 




~ ing 形 と to + 動詞の原形 の違い

ing 形と to + 動詞の原形の違いは、大きく分けて2パターンあります。

  • ing 形と to + 動詞の原形の前に特定の動詞がある
  • ing 形と to + 動詞の原形の前に特定の動詞がない

 

~ ing 形, to + 動詞の原形 の前に特定の動詞がある場合
= 意味が違う

stop
stop ~ing している行為そのものを中止、中断する
stop to ~ ~するために立ち寄る、立ち止まる
try
try ~ing 経験すること。うまくいくかはわからないが、難しさはない
try to ~ 何かをすることが困難であることを表現
forget
forget ~ing 習慣としてしていたことを忘れる
forget to ~ しなければいけないことを忘れる
remember
remember ~ing 習慣としてしていたことを覚えている
remember to ~ しなければいけないことを忘れる
start
状況によって意味に違いがないパターンもあります。(→例文あり)
start ~ing 習慣として始める
start to ~ そのときたまたまし始める
like
状況によって意味に違いがないパターンもあります。(→例文あり)
like ~ing ~することが好き。~することを楽しんでいる
like to ~ ~することが望ましい。好きではないこともある

各単語をクリックすると、該当箇所にページ内移動します。

 

stop の例文で違いを確認する

stop
stop ~ ing : している行為そのものを中止、中断する
stop to ~ : ~するために立ち寄る、立ち止まる

 

We stopped having breakfast.
私たちは朝食を食べるのをやめた (朝食を食べている途中で、食べるのをやめた)

We stopped to have breakfast.
私たちは朝食を食べるために立ち止まった (朝食を食べるために立ち止まった)

 

 

try の例文で違いを確認する

try
try ~ ing : 経験すること。うまくいくかはわからないが、難しさはない
try to ~ : 何かをすることが困難であることを表現

 

I tried solving it.
解決する経験をしました。(試しにやってみた経験がある)

I tried to solve it, but I could not.
解決しようとしましたができませんでした。(試して達成するのが困難)

 

 

forget の例文で違いを確認する

forget
forget ~ ing : 習慣としてしていたことを忘れる
forget to ~ : しなければいけないことを忘れる

 

Don’t forget cleaning up.
掃除するのを忘れないで (過去に掃除をしてきていて、その掃除をする習慣を忘れないで)

Don’t forget to clean up.
掃除するのを忘れないで (掃除をしなければいけない。そのことを忘れないで)

 

 

remember の例文で違いを確認する

remember
remember ~ ing : 習慣としてしていたことを覚えている
remember to ~ : しなければいけないことを覚えている

 

I’ll remember sending the plan by email.
メールで送るのを覚えておきます。(毎週金曜日に送ることをあらかじめ決めているなど、習慣を覚えておく)

I’ll remember to send the plan by email.
メールで送るのを覚えておきます。(メールを送るという目的があって、そのことを覚えておく)

 

 

start  の例文で違いを確認する  違いがない場合も

start
start ~ ing : 習慣として始める
start to ~ : そのときたまたまし始める

 

She started walking.
彼女は歩き始めた (週末の散歩など、習慣として歩いた)

She started to walk.
彼女は歩き始めた (何かが起きたので歩いた、そのとき何かするために歩いたなど、そのとき限り)

 

違いがないパターン

I start thinking of things like that.
そんなことを考え始めています

I start to think of things like that.
そんなことを考え始めています

 

 

like の例文で違いを確認する  違いがない場合も

like
like ~ ing : ~することが好き。~することを楽しんでいる
like to ~ : ~することが望ましい。好きではないこともある

 

I like cleaning up.
掃除することが好きです。(掃除することを楽しんでいる)

I like to clean up.
掃除することが望ましい。(状況によっては、掃除することが好きな場合も)

 

違いがないパターン

I like playing tennis.
テニスをするのが好きです

I like to play tennis.
テニスをするのが好きです

 

 




特定の動詞が「~ ing形」「to + 動詞の原形」の前にないパターン
=不定詞と動名詞の違い

下記に示した動詞以外が前に来る場合、「~ ing形」と「to + 動詞の原形」の違いは動名詞と不定詞の違いになります。

stop
try
forget
remember
start
like

 

動名詞と不定詞の違い
・動名詞は臨場感があり、主に過去・現在のことを表現するときに使います。
・不定詞は臨場感がなく、主に未来のことを表現するときに使います。
(臨場感とは、目の前で起きているかのような感覚のこと)

 

 

動名詞 :「~ ing 形」の説明

visiting, talking などが名詞的に使われる場合、動詞ではなく動名詞といいます。名詞は簡単に「物」です。動詞は「動作や状態」を表現します。そのため、動名詞は「動作や状態を表す物」とお考えください。動名詞は臨場感があり、主に過去・現在のことを表現するときに使います。臨場感とは目の前で起きているかのような感覚のことです。

I am happy just talking to her.
彼女と話すだけでも幸せです (話している自分をリアルに感じられている)

 

動名詞 :「~ ing 形」
・名詞は、物
・動詞は、動作や状態
→ 動名詞は、動作や状態を表す物
→ 動名詞は、臨場感があり、主に過去・現在のことを表現する
(臨場感とは目の前で起きているかのような感覚のこと)

 

 

不定詞 :「to + 動詞の原形」の説明

不定詞は、to help, to buy など to の後に動詞の原形がつくものです。それらは、主語として使われたり、目的語として使われたりします。訳すときは「~すること」「~するための」「~するために」とされることが大半で、名詞・形容詞・副詞として扱われます。この to + 動詞の原形 は臨場感がなく、主に未来のことを表現するときに使います。

I was happy to meet her.
彼女に会えてうれしかった。(過去のある時点から見て、会えたことがうれしい)

There are many things to do.
やることが多すぎます。(詳しくはよくわかってないが、やらなければいけないことが多すぎる)

I went to the office to see a job agent.
私は就職エージェントに会うためにオフィスに行きました。(過去のある時点からは、会えるかはわかっていない)

 

不定詞 :「to + 動詞の原形」の説明
・名詞、形容詞、副詞になる
・主に未来のことを表現する
・臨場感がない
(臨場感とは目の前で起きているかのような感覚のこと)

 




まとめ : 「~ ing形」と「to +動詞の原形」の違い

「~ ing形」「to +動詞の原形」の違いは以下の通りです。

 

「~ ing形」「to +動詞の原形」の違い
stop, try, forget, remember, start, like「~ ing形」「to +動詞の原形」の前にあると、意味が違う
・それ以外の動詞が前にあると、動名詞と不定詞の違いになる

 

1. ~ ing 形, to + 動詞の原形 の前に以下の動詞がある場合、
意味に違いがある

stop
try
forget
remember
start
like

2. ~ ing 形, to + 動詞の原形 の前に上記以外の動詞がある場合、
動名詞と不定詞の違いがある

動名詞とは? (~ ing 形)
不定詞とは? (to ~)

各単語・文章をクリックすると、説明箇所にページ内移動します。

 

stop, try, forget, remember, start, like が前にある場合

~ing 形to + 動詞の原形で、意味が違います。

stop ~ ing : している行為そのものを中止、中断する
stop to ~ : ~するために立ち寄る、立ち止まる

try ~ ing : 経験すること。うまくいくかはわからないが、難しさはない
try to ~ : 何かをすることが困難であることを表現

forget ~ ing : 習慣としてしていたことを忘れる
forget to ~ : しなければいけないことを忘れる

remember ~ ing : 習慣としてしていたことを覚えている
remember to ~ : しなければいけないことを覚えている

start ~ ing : 習慣として始める
start to ~ : そのときたまたまし始める

like ~ ing : ~することが好き。~することを楽しんでいる
like to ~ : ~することが望ましい。好きではないこともある

 start, like は、同じ意味の場合もあり、違う意味の場合もある単語

 

stop, try, forget, remember, start, like が前にない場合

上記の動詞以外が前に来る場合動名詞と不定詞の違い になります。

 

動名詞と不定詞の違い
・動名詞は臨場感があり、主に過去・現在のことを表現するときに使います。
・不定詞は臨場感がなく、主に未来のことを表現するときに使います。
(臨場感とは、目の前で起きているかのような感覚のこと)

 

 

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