【仕事】相手に不快にさせないための英会話・英語表現10選

【仕事】相手に不快にさせないための英会話・英語表現10選

「英語には敬語がない」と聞いたことがある人もいると思います。しかし、相手に敬意を払わなくてもいいということでは決してありません。相手に敬意を払うのは世界どこでも同じです。

今回は相手を不快にさせない英会話・英語表現について、まとめてお伝えします。具体的には、

  • 質問は正しく返す
  • あいづちは注意しないとトラブルになるかも
  • どちらでもOKと答えたいときの正しい答え方
  • 質問に対する答えがわからないときはどうする?
  • こちらから質問するときの注意点
  • 応じられないとき、できないときの丁寧な答え方
  • できるかどうかわからないときは、どう答えたらよいか?
  • ネイティブスピーカーがいる場で日本語を使うときのマナー
  • お客様を待たせるときには・・・

について、1つずつお伝えしていきます。対処を間違えないようにするためにも、ぜひこの場で確認してください。




仕事で相手に不快にさせないための英会話・英語表現

ここからは、仕事で相手に不快にさせないための英会話・英語表現について、お伝えします。

 

質問の丁寧な返答方法 (クローズドクエスチョン)

クローズドクエスチョンとは、YesNo で答えられる質問のことです。たとえば、

Do you have the handout?
その印刷物、持っていますか?

と聞かれたら、まず YesNo で答えましょう。handout の意味がわからなかったら、No. と答えた後で、聞き直しましょう。

また No. とだけ答えると若干失礼に取られる場合もあります。たとえば、

No. I don’t. Where do we get it?
もってないです。どこでもらえるんですかねー

など、何か付け加えるとよいでしょう。

 

 

「あいづち」は注意しないとトラブルになる

会話のあいづちで Yes, Okay を使っていませんか?会話の内容によっては、相手の話に同意していると解釈されます。よい内容の話だと問題ないかもしれません。

しかし、

  • クレーム
  • 疑問、質問
  • 確認が必要など即答しづらい内容

の場面で、yes, okay であいづちをうつと、後々トラブルの原因になりかねません。あいづちは無理にうたなくてもよい場面もあります。相手が言い終わった後に、

I understand.
わかりました

と答えるとよいでしょう。付け加えて、具体的に相手に対しできることを答えられるとベストです。

 

 

どちらでもOKの場合の丁寧な対応例

質問に対する答えが「どちらでもOK」こともあるでしょう。その場合は、

I don’t care.
どうでもいい。どっちでもいい

と答えると、相手に対して投げやりな印象を与えます。相手に悪い印象を抱かせないためにも、

Either is fine.
どちらも大丈夫です

Either is fine with me.
私はどちらでもいいですよ

を使いましょう。日本語では同じ「どっちでもいい」という意味でも、与える印象が違います。I don’t care. を使う場面には注意してください。

 

 

質問に対する答えがわからないときの丁寧な対応例

質問に対する答えがわからなかったとき、

I don’t know.
知らないです

だけだと、失礼に聞こえます。同僚や上司、関係者からすると、聞かれたことに対して何もしてくれないようにとられかねません。この場合は、

I’m not sure but let me check.
わかりませんが、チェックさせてください

I’m not sure but I can find out.
わかりませんが、それを調べることはできます

I’ll handle it. May I have one hour?
対応します。1時間、いただけますか?

I’ll find out for you. Let me come back to you on that later.
お調べして、後で折り返します

など、「わからなくても対応する」ことを伝えましょう。

質問に対する答えがわからないとき (ビジネスシーン)
I don’t know. だけだと失礼
・わからなくても対応することを伝える

 

 

質問するときの丁寧な問いかけ

こちらから質問する場合、場合によっては

What happened?
何か起きたの?

と聞かず、

Can you tell me what happened?
何が起きたのか教えてもらえますか?

とするとよいでしょう。フレンドリーな会話の場合は、なくても大丈夫なときもあります。

 

 

応じられない・できないときの丁寧な返答例

何かを頼まれたとき、応じられない・できないこともあると思います。たとえば、

Do you have a minute now?
今、ちょっとお時間ありますか?

と聞かれたとき、あなたは忙しくて時間がなかったとします。その場合一言で No. と答えるのはやめた方が無難です。失礼な対応ととられかねません。

No. I’m afraid not. Can it wait?
いいえ、残念ながら。待てそうですか?

I’m sorry. I’m busy now. Can we do it later?
ごめんなさい。忙しいです。あとでもいいですか?

など、ワンクッション置いて伝える工夫をしましょう。

応じられない・できないときの返答
I’m sorryI’m afraid を付け加えて伝える

 

 

聞き取れなかったときの丁寧な対応例

同僚や上司に話しかけられたときに、聞き取れないこともあるでしょう。そのとき What? と聞き直すのはやめましょう。失礼な対応と解釈される可能性があります。

  • 英語が難しくてわからなかった
  • 声が小さくて聞き取れなかった
  • 仕事に集中していて聞き取れなかった

などあったとしても、What? と聞き直さないで以下の表現を参考にしてください。

I’m sorry, I missed it.
すみません。聞き逃しました

Sorry, could you repeat that?
ごめんなさい。もう一度繰り返していただけますか?

Could you say that again? I missed that.
もう一度言っていただけますか?聞き逃しました

Sorry, could you use simpler words for me?
ごめんなさい。簡単な英語で言っていただけますか?

I’m sorry. Could you explain the words in a different way?
ごめんなさい。ちがう方法で説明していただけますか?

I’m sorry. I didn’t catch that. Could you say that a little bit more easily for me?
ごめんなさい。聞き取れませんでした。少し簡単にした英語で言っていただけませんか?

 

 

できるかどうかわからないときの丁寧な表現

質問されたことに対して、できるかどうかわからないことがあると思います。たとえば、

My boss needs this done by tomorrow. Do you think you can manage that?
上司が、明日までにこれを仕上げてほしいとのことです。できそうですか?

と同僚が尋ねたとします。そのとき、

I’ll try my best.
ベストを尽くします

I’ll try to finish it.
終わらせるようにします

と答えないでください。なぜなら、仕事では期限通りに終わらせたり、ベストを尽くすのは当たり前だからです。

そして、try には「必ず実行し、達成する」という意味合いが薄いです。そのため、仕事には向いていない単語です。

適切な対応例として、回答は具体的にしましょう。たとえば、

Yes. I’ll get it done by tomorrow.
はい。明日までに仕上げます

Yes. I can manage it. I’ll have it done by the end of today.
できます。今日中に終わらせます

No. I’m afraid I can’t, but I can have it done by Wednesday.
残念だけどできないです。でも水曜までなら可能です (期日の交渉。代替案の提示)

のようにします。できるときは期日を述べ、できないときは交渉や代替案の提示ができるとよいでしょう。

 

 

日本語で話すときのマナー

他の日本人に話すときは、英語のネイティブスピーカーは会話から置いてけぼりになりがちです。相手をお待たせしそうなときは、一言伝えましょう。

We’ll discuss the suggestion in Japanese. Wait a moment, please.
その提案について話します。少し待っていてください

I’d like to speak to him in Japanese. Could you wait for about 5 minutes, please?
日本語で彼と話がしたい。5分待ってくださいますか?

 

 

お客様を待たせるときのマナー

お客様を待たせるときは、ひとこと付け加えてください。

Hold the line, please.
お電話を切らずにお待ちください。(電話の相手に対して)

I’ll be with you in a moment.
すぐに伺います。(電話に出ているときなど)

I’ll be there with you in just a minute.
すぐに伺います。(電話に出ているときなど)

Sorry to keep you waiting, I’ll be right there.
おまたせしてごめんなさい。すぐに伺います

Let me ask someone. Just a moment, please.
誰かに聞いてきます。少しお待ちください (来客者に対して)

I’ll go get someone to help you. Could you wait for a minute?
誰かわかるものを呼んできます。お待ちいただけますか?

Please have a seat while you wait and make yourself comfortable.
お待ちになっている間、お座りになってお待ちください

Let me go to get a person in charge. Would you mind taking a seat over there, please?
担当者を呼んできます。そちらでおかけになってお待ちいただけますか?

 

また、例文の発音を確認したい方は以下のページを参考にしてください。

英文を眺めているだけで、ネイティブの発音はわかりません。しかし、どんな英文でもネイティブ並みの発音、イントネーションを確認する方法があります。 […]




まとめ

外資系企業の仕事で相手に不快な思いをさせないための英会話・英語表現について、お伝えしました。NG行動と対策をまとめると、以下の表の通りです。ご参考までに

NG行動 対策
クローズドクエスチョンに Yes / No 以外の答えを返す
(クローズドクエスチョンとは、Yes / No の2択で答えることのできる質問のこと。)
Yes / No で答える。

Do you have a pen? と聞かれたら、まず Yes か No と答えてから、その先を話す。

No. だけだと若干失礼な場合もあるので、そのあとに何か一言付け加える。

相手が不満を抱えているときの話のあいづちに Yes, Okay を使う。 あいづちを打たないほうがよいことも。相手の言い分をすべて聞いた後に、I understand. だけを伝える。
「どちらでもOK」と答えたいときに I don’t care. と答える。 Either is fine. などやわらかい表現で。
質問の答えがわからないときに No. と答える。 わからなくても対応すると答える。
直接的な質問。 Can you tell me … ? Could you tell me … ? などを入れる。
何かを頼まれたとき、応じられない・できないから、No. と答える。 I’m sorry. や I’m afraid. などを付け加えて、回答する。
聞き取れなかったとき、What? と答える。 丁寧に聞き直す。Could you repeat that? など。
できるかどうかわからないときに I’ll try. と答えます。 できるときはできると答える。できないときは、代替案や交渉するとよい。
日本人と日本語でいきなり話をし始める。 ひとこと断りを入れる。
お客様を待たせるときに無言 ひとこと付け加える。