【このページだけで学習完了】中学レベル英文法 – 完全解説

2025年9月13日

「中学レベルの英文法、復習したい」

このように考えていないでしょうか?

私は月間最高30万pv を記録したこのブログの管理者です。海外在住経験は3カ国約4年半あります。今回は中学レベルの英文法について、簡単に解説していきます。その私の経験と知識に基づいて記事を作成しました。この記事には基本的な文法が網羅されています。ぜひ最後までご確認ください。




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中学レベル英文法 – 完全解説

文の基本的な形 肯定文・疑問文・否定文
名詞 可算名詞
不可算名詞
動詞 be動詞 肯定文・疑問文・否定文
一般動詞 肯定文・疑問文・否定文
動詞の変化 (進行形) 進行形 肯定文・疑問文・否定文
現在形と現在進行形の違い
動詞の変化 (過去形) be 動詞  
一般動詞 規則動詞・不規則動詞
過去進行形  
文型 第1文型 S + V
第2文型 S + V + C
第3文型 S + V + O
第4文型 S + V + O1 + O2
第5文型 S + V + O + C
There is/are 構文
英語文章の基本的な語順
助動詞 can
could
may
might
must
have to
shall
should
would
未来形 will
短縮形 be動詞  
否定文  
助動詞  
代名詞 人称代名詞
指示代名詞
疑問代名詞
疑問詞 what
who
when
where
why
how
which
whose
形容詞・副詞 形容詞の用法
副詞の用法
比較級・最上級
前置詞 時を表す前置詞 at / in / on など
場所を表す前置詞 in / on / under など
その他の前置詞
接続詞 and / or / but
because / when / if など
不定詞 to不定詞の3用法 名詞的用法
形容詞的用法
副詞的用法
動名詞 動名詞の用法
分詞 現在分詞 形容詞的用法
過去分詞 形容詞的用法
受動態 be動詞 + 過去分詞
助動詞との組み合わせ
動詞の変化 (完了形) 現在完了
過去完了
関係代名詞 who / which / that の基本用法
使役動詞 make / let / get / have




文の基本的な形

基本的に、文章は以下の3つに分けられます。

肯定文 「~です」と断言する文
疑問文 「〜ですか?」と質問する文
否定文 「〜ではありません」と否定する文

英文は基本的に名詞動詞が入っています。まずは名詞と動詞について学び、その次に文章内に名詞と動詞が含まれている肯定文・疑問文・否定文について学んでいきます。

文型については後述

 

名詞

名詞とは「人・モノの名前」を表す言葉です。文章に名詞がないと、何について話しているのかわかりません。そのため、文章における名詞はとても重要です。具体的に名詞には以下のものがあります。

名詞
人の名前 student
staff
John
物の名前 book
pen
desk
場所の名前
school
office
Japan
動物の名前 dog
cat
bird
概念の名前 peace
love

 

可算名詞

可算名詞とは数えられる名詞のことです。以下のように「1つ、2つ、3つ」と数えることができる名詞を指します。数が1つの場合は a もしくは one を名詞の前に置きます。数が2つの場合は two となります。その場合は名詞の語尾に s が付き、複数形に変化することに注意してください。以下の例では book, apple, university が可算名詞になります。

  • a book, two books, three books, …
  • an apple, two apples, three apples, …
  • a university, two universities, three universities, …

 

a が an になるパターン

可算名詞の前に置かれる a が an になることがあります。その場合、その後に続く単語の発音が母音(あいうえお)から始まるとき a が an になります。その判別はスペルではなく、発音であることに注意が必要です。たとえば orange の前には an が置かれ an orange となります。また university はスペルは u です。しかし、その発音は y とヤ行(子音)から始まるので a university と an ではなく a になります。

egg an egg eggs
umbrella an umbrella umbrellas
interesting story an intersting story interesting stories
hour an hour
発音が母音から始まる
hours

 

不可算名詞

不可算名詞は数えられない名詞です。以下のように「1つ、2つ、3つ」と数えることができない名詞を指します。不可算名詞は複数形にはならず、基本的には語尾に s が付くことはありません。

  • water
  • money
  • information

 

動詞

動詞とは「~する」「~である」などの動作・状態を表す言葉のことです。文の中で「何をするか」「どういう状態か」を示す文の中心となる重要な品詞です。英語の動詞には以下の2つがあります。

  • be動詞
  • 一般動詞

 

be動詞

be 動詞は日本語の「〜です」「〜にいます」「〜になります」といった意味を持つ、とても大切な動詞です。

be動詞 省略形 用法
am I’m 主語が I  のときに使用
are you’re
we’re
they’re
主語が You, We, They または2人以上の人、2つ以上のモノのときに使います
is He’s
She’s
It’s
That’s
主語が He, She, It または1人の人、1つのモノのときに使います

過去形は後述

 

肯定文

肯定文は「~です」と断言する文のことです。主語のすぐ後ろにbe動詞を置きます。一番基本的な形です。

I am a student.
私は学生です

You are my best friend.
あなたは私の親友です

She is my younger sister.
彼女は私の妹です

 

疑問文

疑問文は「〜ですか?」と質問する文です。疑問文を作るには、be動詞を文の最初に移動させてください。疑問文の最後に「?」をつけてください。

Am I close to the station?
私は駅に近いですか?

Are you a teacher?
あなたは先生ですか?

Is she in the city hall?
彼女は市役所にいますか?

 

否定文

否定文は「〜ではありません」と否定する文です。否定文を作るは、be動詞のすぐ後ろに not を置いてください。

I am not busy.
忙しくないです

You are not me.
あなたは私ではありません

It is not warm.
暖かくないです

 

一般動詞の文

一般動詞は、be動詞以外のすべての動詞になります。「行動」や「状態」を表す言葉で、「歩く」「飲む」「見る」など具体的な動作を表すものが多いです。

 

一般動詞のルール

英語にはルールがあります。文章が現在で主語が3人称単数のときは、一般動詞の最後に s がつきます。それ以外が主語の場合は動詞の原形のままです。

  • 1人称: 私 (I, we)
  • 2人称: あなた (you)
  • 3人称: 私とあなた以外の誰か (he, she, it, they, my mother, Mike など)
日本語 動詞の原形
3人称単数現在
歩く walk walks
飲む drink drinks
見る see sees
勉強する study studies
通る pass passes
動詞の語尾に s をつけるときの注意点

(1) 語尾が「子音字 + y」で終わる動詞
動詞の語尾が「子音字(a, i, u, e, o 以外のアルファベット)」と「y」で終わる場合、y を i に変えて es をつけます。play のように、語尾が「母音字 + y」の場合は、このルールは適用されません。そのまま s をつけます。

  • study → studies
  • try → tries

(2) 語尾が「s, sh, ch, x, o」で終わる動詞
動詞の語尾がこれらのアルファベットで終わる場合、es をつけます。これも発音をスムーズにするためです。

  • pass → passes
  • fix → fixes
  • go → goes

 

肯定文

I like music very much.
私は音楽がとても好きです

He reads novels on Sundays.
毎週日曜、彼は小説を読みます

She studies English every day.
彼女は毎日、英語を勉強します

 

疑問文

「〜しますか?」と質問したいときは、文の最初に do を置きます。主語が3人称単数のときは do が does に変化します。疑問文の場合は動詞の語尾に s はつきません。

Do you know the answer?
あなたは答えを知っていますか?

Do we need laptops now?
今、ノートパソコンは必要ですか?

Does he play the guitar?
彼はギターを弾きますか?

 

否定文

「〜しません」と否定したいときは、一般動詞の前に don’t (do not) を置きます。主語が3人称単数のときは don’t の代わりに doesn’t (does not) を使います。否定文の場合は動詞の語尾に s はつきません。 省略形については後述

We don’t watch TV.
私たちはテレビを観ません

She doesn’t speak Egyptian.
彼女はエジプト語を話しません

He doesn’t drink coffee.
彼はコーヒーを飲みません

 

動詞の変化 (進行形)

進行形は、日本語の「〜している」という文を作るときの形です。現在進行形は今まさに目の前で起こっていることや、一時的に続いている行動を伝えるときに使います。

動詞の ing 形 現在分詞
be動詞 + 動詞の ing 形 進行形
動詞の原形 現在分詞 意味
play playing
遊ぶ、(スポーツを)する
study studying 勉強する
read reading 読む
write writing 書く
eat eating 食べる
drink drinking 飲む
watch watching 見る、観る
listen listening 聞く
speak speaking 話す
walk walking 歩く
run running 走る
swim swimming 泳ぐ
cook cooking 料理する
sleep sleeping 眠る
clean cleaning 掃除する
teach teaching 教える
learn learning 学ぶ
sing singing 歌う
help helping 助ける、手伝う
work working 働く

 

肯定文

I am studying math now.
今、数学を勉強しています

He is watching the movie.
彼は映画を観ています

We are playing baseball.
私たちは野球をしています

 

疑問文

現在進行形の疑問文を作るには、be動詞を文の最初に移動させてください。動詞は ing 形のままです。

Is it raining outside?
外は雨が降っていますか?

Are you cooking dinner?
夕飯を作っていますか?

 

否定文

現在進行形の否定文を作るには、be動詞の後に not をつけてください。動詞は ing 形のままです。

They are not eating lunch.
彼らは昼食を食べていません

He is not listening to music.
彼は音楽を聞いていません

 

現在形と現在進行形の違い

現在形 現在形は、習慣・日課・普段やっていること・変わらない事実を話すときに使います。
She eats breakfast.
彼女は朝食を食べます
習慣として食べている
現在進行形 現在進行形は、今まさにしていること、一時的な行動を話すときに使います。
She is eating breakfast.
彼女は朝食を食べています
今まさに朝食を食べている

 

動詞の変化 (過去)

過去形とは、日本語の「〜した」「〜だった」のように、過去に起こったことを話すときに使う形です。英語の動詞は、過去のことを表すときに変化します。

  • be動詞の過去形
  • 一般動詞の過去形

 

be 動詞の過去形

be動詞の過去形は、日本語の「〜でした」「〜にいました」という文を作るときに使います。過去形の肯定文は am, is を was に置き換える、もしくは are を were に置き換えてください。否定文は was, were の後に not を置きます。疑問文は was, were を文の最初に移動させてください。

be 動詞の現在形 be 動詞の過去形
am
is
was
are were

I was in the office today.
今日はオフィスにいました

It was not hot yesterday.
昨日は暑くなかったです

Were you a teacher in this school?
あなたはこの学校の先生でしたか?

 

一般動詞の過去形

英語の動詞は、過去のことを表すときに変化します。一般動詞の過去形では、規則的に変化する規則動詞と新しい単語に代わる不規則動詞があります。

 

規則動詞

規則動詞は、動詞の最後に -ed をつけるだけで過去形になります。

I moved to Tokyo.
東京に引っ越した

He lived in London.
彼はロンドンに住んでいた

We played soccer last Saturday.
先週土曜にサッカーしました

 

不規則動詞

不規則動詞は、過去形が特別な形に変わります。

We ate pizza last night.
昨夜はピザを食べました

My friend came at 10:30 AM.
友達は午前10時30分に来ました

I went to the grocery store a while ago.
少し前に食料品店に行きました

 

疑問文 – 過去形

一般動詞を使う過去形の疑問文を作るときには did が必要です。疑問文の場合は、文の最初に did を置いてください。過去形を使った疑問文では動詞は原形です。主語が何であっても did であることに注意が必要です。

Did they go to school today?
彼らは今日、学校に行きましたか?

Did you study English last night?
昨夜、英語を勉強しましたか?

 

否定文 – 過去形

一般動詞を使う過去形の否定文を作るときには did が必要です。否定文の場合は、動詞の前に didn’t (did not) を置いてください。過去形を使った否定文では動詞は原形で、didn’t の後に置かれます。主語が何であっても didn’t であること注意が必要です。

I didn’t watch YouTube today.
今日は YouTube 観ませんでした

She didn’t see him yesterday.
彼女は昨日、彼に会いませんでした

 

過去進行形

過去進行形は「〜していました」「〜だった」のように、過去のある時点でまさにその行動をしていた最中だったことを表す形です。過去進行形は be動詞の過去形と動詞の ing 形で表すことができます。

肯定文 be動詞 + 動詞の ing 形
疑問文 be動詞を文の最初に移動
動詞は ing 形のまま
否定文 be動詞の後に not をつける
動詞は ing 形のまま

She was reading a book.
彼女は本を読んでいました

I was eating fried rice then.
そのとき、チャーハンを食べていました

Were you sleeping at 9:30 p.m. last night?
昨夜9時30分、あなたは寝ていましたか?

Was she working on her laptop this morning?
今朝、彼女はノートパソコンで作業していましたか?

I was not running in the playground at that time.
そのとき、校庭を走っていませんでした

They were not talking to each other during the lunch time.
昼食時、彼らは互いに話していませんでした

 

文型

英語には5つの文型があります。これは、英文は5つの基本的なパターンに分けることができるということです。

S 主語
(Subject)
〜は
〜が
V 動詞
(Verb)
〜する
〜である
O 目的語
(Object)
〜を
〜に
C 補語
(Complement)
〜である
〜な状態

 

第1文型 (S + V)

この第1文型では、主語が何かをする・何かが起こることを表します。S + V の形を取り、動詞だけで意味が完結します。

The sun rises.
太陽が昇ります

Birds fly.
鳥が飛びます

We arrived at the airport.
空港に到着しました

They played in the gymnasium yesterday.
昨日、彼らは体育館で遊んでいました

 

第2文型 (S + V + C)

第2文型は、主語の状態や性質を説明するものです。S + V + C の形を取り、S = C の関係が成り立ちます。

I’m a civil servant.
私は公務員です

My friend looks happy.
友達が幸せそうに見えます

The weather became cool.
天気が涼しくなりました

 

第3文型 (S + V + O)

第3文型は、主語が目的語に対して何かをすることを表します。S + V + O の形を取ります。

He studies Chinese at school.
彼は学校で中国語を勉強しています

I play volleyball every weekend.
毎週、バレーボールをします

She read the novel last Sunday.
先週日曜、小説を読みました

 

第4文型 (S + V + O1 + O2)

第4文型は、主語が誰かに何かを与える・教える・言うことを表す形です。S + V + O1+ O2 と、2つの目的語があります。

I gave her an apple.
私は彼女にリンゴをあげました

The teacher taught us Science.
先生は私たちに理科を教えました

 

第5文型 (S + V + O + C)

第5文型は、主語が目的語を何かの状態にする・何かだと考えることを表します。S + V + O + C の形をとり、O = C の関係が成立します。補語 (C) は名詞・形容詞で、「O を C にする」「O を C だと思う」という意味です。

They call him Micky.
彼らは彼をミッキーと呼びます

I keep the room clean.
私は部屋をキレイに保っています

He painted the paper black.
彼はその紙を黒く塗りました

 

There is / are 構文

There is/are 構文は「~がある/いる」という意味で、何かの存在を表す英語の基本的な構文です。何かの存在を表すときに使います。

単数形 There is (There’s) + 名詞 1つのものや数えられないものがあるとき
複数形 There are + 名詞 2つ以上のものがあるとき

 

単数形

There is an email for you.
あなた宛てのメールがあります

There is a cat on the sofa.
ソファにはネコがいます

Is there enough room for us?
私たちのための十分な場所はありますか?

There isn’t enough food and water.
食料と水が十分ではありません

There’s a convenience store near my house.
家の近くにコンビニがあります

 

複数形

There are three children in the room.
部屋の中に子供が3人います

Are there any plates in that drawer?
その引き出しに皿は入っていますか?

There are two people outside.
外に2人います

There are a lot of books in the library.
図書館には本がたくさんあります

There are not many houses hereabouts.
この辺りにはあまり家がない

 

英語の文章の基本的な語順

英語の文章では、前述の第3文型が一番多く使用されます。そして基本的に、英語の文章は以下の語順で文章が構成されることが多いです。方法、場所、時間をどの順番で並べたらよいかわからなくなったら、以下を思い出してください。方法、場所、時間は文章にないことも多いので、その場合は省略しましょう。

  1. 主語 (S)
  2. 動詞 (V)
  3. 目的語 (O)
  4. 方法
  5. 場所
  6. 時間

She practiced the guitar hard at home for two hours.
彼女は2時間家で一生懸命ギターを練習しました

He ate dinner slowly in the dining room tonight.
彼は今夜、食堂でゆっくりと夕食を食べました

They built the bridge together on that river last year.
彼らは昨年、あの川に橋を一緒に架けました

I’ll finish the homework quickly in my room by dawn.
夜明けまでに自分の部屋で宿題をさっさと終わらせます

 

助動詞

助動詞は動詞を助ける言葉です。助動詞には、文章に気持ちや状況を付け加える役割があります。助動詞のルールは以下の通りです。

  • 助動詞は動詞の前に置く
  • 動詞は常に原型になる
  • 1文章に助動詞は1つだけ
助動詞 意味 使用法
can できる、してもよい 能力・可能・許可
could できた、していただけませんか 過去の能力・丁寧な依頼
may かもしれない、してもよい 推量・丁寧な許可
might かもしれない 弱い推量
may より可能性が低い
must ~しなければならない、に違いない 強い義務・確信
have to ~ ~しなければならない 外的な義務
shall しましょうか 提案・申し出
should すべき、した方がよい 義務・忠告
will するつもり、でしょう 未来・意志
would していただけませんか、したい 丁寧な依頼・希望

 

can

can「〜できる」「〜してもよい」という意味です。能力・可能・許可を表します。

He can speak English well.
彼は英語を上手に話します

Can I use your laptop?
ノートパソコン使ってもいいですか?

I can’t play the piano.
私はピアノは弾けません

 

could

couldcan の過去形で「〜できた」という意味です。また、丁寧な表現「〜していただけませんか」と伝えるときに使います。

I could speak English when I was a child.
子供のころは英語を話せました

Could you close the window, please?
窓を閉めていただけませんか?

He could not come to the wedding party last Saturday.
先週土曜、彼は結婚式に来ることができませんでした

 

may

may「〜かもしれない」「〜してもよい」という意味です。

May I ask you a question?
質問してもよいでしょうか?

My friend may be late for school.
友達は学校に遅れるかもしれません

You may pass through the gate.
門を通ってよし

 

might

might「〜かもしれない」という意味です。may より可能性が低い推測を表します。また mightmay の過去形でもあります。

Our CEO might be busy tomorrow.
明日、弊社CEO は忙しいかもしれません

It might snow this Saturday.
今週土曜は雪が降るかもしれません

I thought she might not come to the office today.
彼女は今日オフィスに来ないかもしれないと、私は思いました
may の過去形としての使用

 

must

must「〜しなければならない」「〜に違いない」という意味です。心の内で考える義務・推量を表します。

I must study for the mid-term exam.
中間テストのために勉強しなければならない

You must be tired.
お疲れに違いない。お疲れでしょう

My older brother must be at home now.
今、兄は家にいるに違いない

 

have to ~

have to ~「〜しなければならない」という意味です。外部に強制された義務・必要性を表します。

I have to work on weekends.
週末も働かなければならない

She has to go to school today.
彼女は今日、学校に行かないといけない

We had to stay home yesterday.
昨日は家にいなければいけなかった

 

shall

shall「〜しましょうか」という意味です。主にイギリス英語で使用され、提案・申し出を表します。

Shall we dance?
踊りませんか?

Shall we end the meeting?
会議を終了しましょうか?

Shall I close the window?
窓を閉じましょうか?

 

should

should「〜すべき」「〜した方がよい」という意味です。義務・忠告を表しています。

You should work hard.
一生懸命働いたほうがいい

We should not eat too much now.
今、食べ過ぎないほうがいい

We should spare no effort to build a healthy society.
私たちは健全な社会を築くためにあらゆる努力を惜しんではならない

 

would

would は助動詞 will の過去形になります。また「〜していただけませんか」「〜したい」を表す丁寧な表現も可能です。would は仮定の話をするときも使用します。(will については後述)

I would like to introduce myself.
自己紹介したいです

Would you close the window?
窓を閉めていただけますか?
Will you close the window? よりも丁寧な表現

I knew that she would pass the entrance exam.
彼女が入試に合格することは知ってました
will の過去形として使用

I wouldn’t do that if I were you.
私があなただったらそんなことしないだろう
現実ではない仮定の話をするときに使用

 

未来形

未来形「これからのこと」「未来に起こること」を話すときに使う表現です。英語で未来を表すには主に以下の2つを使います。

  • will
  • be going to ~

be going to ~ は前々から決めていたことで、すでに計画や準備があるものに対して使用します。対して willは、その場で決断・判断したことや意志を表します。ニュアンスは違いますのでご注意ください。

 

will

will「~するつもり」「~でしょう」という意味の助動詞です。未来・意志を表します。

I’ll text you later.
あとでメールします

I won’t go there.
そこには行かないです

It will be sunny tonight.
今夜、晴れるでしょう

Will you come to the event?
イベントに来ますか?

 

be going to ~

be going to ~ は未来のことを表す will の別の表現です。

It is going to rain at dawn.
夜明けに雨が降るだろう

Are you going to call him?
彼に電話するつもりですか?

I’m not going to put up with it any longer.
これ以上はガマンできない

We’re going to visit my grandparents next month.
来月、祖父母をたずねる予定です

 

短縮形

短縮形は、いくつかの単語をくっつけて短くした形です。主に話し言葉や、友達とのメッセージなど、カジュアルな場面でよく使われます。これは、英語の会話をより速く、自然に聞こえさせるための工夫です。

 

be動詞の短縮形

I am I’m 私は
You are You’re あなたは
He is He’s 彼は
She is She’s 彼女は
It is It’s それは
We are We’re 私たちは
They are They’re 彼らは

 

主語と助動詞 will の短縮形

I will I’ll
You will You’ll
He will He’ll
She will She’ll
They will They’ll

 

否定文の短縮形

is not isn’t
are not aren’t
was not wasn’t
were not weren’t
do not don’t
does not doesn’t
did not didn’t
will not won’t
cannot can’t
could not couldn’t
should not shouldn’t
must not mustn’t

 

代名詞

代名詞は名詞の代わりに使う言葉です。名詞の繰り返しを避けて、文を自然にするために使用されます。

  • 人称代名詞 (Personal Pronouns)
  • 指示代名詞 (Demonstrative Pronouns)
  • 疑問代名詞 (Interrogative Pronouns)

 

人称代名詞

「人・もの」を表す代名詞です。文の主語や目的語になり、文の中での役割によって形が変わります。

  • 1人称: 私 (I, we)
  • 2人称: あなた (you)
  • 3人称: 私とあなた以外の誰か (he, she, it, they, my mother, Mike など)
人称  主格
主語になる言葉
所有格
目的語になる言葉
目的格
所有を表す
所有代名詞
「… のもの」を表す
1人称単数 I my me mine
2人称単数 you your you yours
3人称単数 (男) he his him his
3人称単数 (女) she her her hers
3人称単数 (物) it its it
(なし)
1人称複数 we our us ours
2人称複数 you your you yours
3人称複数 they their them theirs

 

指示代名詞

特定の「モノ・場所」を指し示すときに使う代名詞です。

this これ 単数で近くにある
that あれ 単数で遠くにある
these これら 複数で近くにある
those あれら 複数で遠くにある

This is my smartphone.
これは私のスマホです

I like this anime very much.
私はこのアニメがとても好きです

Do you know that boy?
あの男の子を知っていますか?

That’s worth showing off.
それは自慢できる価値があることです

These are my colleagues.
これらは私の同僚です

I bought these shoes yesterday.
昨日、これらの靴を買いました

Those birds are flying north.
あの鳥たちは北に飛んでいます

I know those flowers.
あれらの花を知っています

 

疑問代名詞

疑問代名詞とは、疑問文を作るときに使用する代名詞です。疑問代名詞は「知りたい情報」を知るための言葉です。日本語では「何」「いつ」「どこ」「誰」「なぜ」「どうやって」に当たります。疑問代名詞は疑問文の文頭に置きます。(詳しくは次の疑問詞の箇所で説明します)

 

疑問詞

疑問詞は疑問文を作るときに使う言葉のことです。疑問詞は以下の3つに分かれます。

疑問代名詞 名詞の代わり 名詞の繰り返しを避ける代名詞の働きを持つもの。主語・目的語・補語になります。
疑問形容詞 名詞を修飾 名詞の前に置かれて、その名詞を詳しく説明する役割を持つもの。
疑問副詞 副詞として修飾 動詞や文全体を詳しく説明するために、「時」「場所」「理由」「方法」を質問する役割を持つもの

疑問詞は以下の単語です。

what なに 疑問代名詞、疑問形容詞
when いつ 疑問副詞
where どこ 疑問副詞
who だれ 疑問代名詞
why なぜ 疑問副詞
how どうやって 疑問副詞
which どっち 疑問代名詞、疑問形容詞
whose だれの 疑問形容詞

 

what

what「何を」「何が」という意味です。物や事柄について尋ねるときに使います。

What time is it now?
今何時ですか?

What do you want?
何が欲しいですか?

What do you like to drink?
何を飲むのが好きですか?

 

when

when「いつ」という意味です。時間について尋ねるときに使います。

When did he come here?
彼はいつここに来ましたか?

When is it due?
締め切りはいつですか?

When do you expect her back?
彼女はいつ戻ってくると思いますか?

 

where

where「どこで」「どこに」という意味です。場所について尋ねるときに使います。

Where are you staying?
どこに滞在しているんですか?

Where is the station?
駅はどこですか?

Where does he work?
彼はどこで働いているんですか?

 

who

who「だれが」「だれを」という意味です。人について尋ねるときに使います。

Who is that guy?
奴はだれ?

Who teaches you math?
誰が数学を教えているんですか?

Who did you see today?
今日、誰に会いましたか?

 

why

why「なぜ」「どうして」という意味です。理由について尋ねるときに使います。

Why are you late?
なぜ遅れたんですか?

Why do you like it?
なぜそれが好きなんですか?

Why did he come here?
なぜ彼がここに来たんですか?

 

how

how「どのように」「どれくらい」という意味です。方法や状態、程度について尋ねるときに使います。

How is everything going?
調子はどうですか?

How do you spell your name?
お名前はどうお書きになりますか?

How did he get so dirty?
どうしてそんなに汚れたんだ?

 

which

which「どちら」「どれ」という意味です。選択肢がある中で尋ねるときに使います。

Which one?
どっち?

Which is yours?
どちらがあなたの?

Which do you like, coffee or tea?
コーヒーとお茶、どっちが好きですか?

 

whose

whose「誰の」という意味です。所有者を尋ねるときに使います。

Whose fault is that?
それは誰のせいですか?

Whose books are those?
それらは誰の本ですか?

Whose key is on the table?
テーブルの上のカギは誰の?

 

形容詞・副詞

形容詞は名詞にかかります。副詞は動詞・形容詞・他の副詞にかかります。

 

形容詞

形容詞とは名詞を詳しく説明する言葉です。例としては、大きい、高い、親切な、怖いなどがあります。

限定用法 名詞の前に置く 名詞の直前に置いて、その名詞を詳しく説明する
叙述用法 be動詞の後に置く be動詞の後に置いて、主語の状態や性質を説明する
そのほかの用法 look, sound, taste の後に置く look, sound, taste の後に置いて、五感で感じるものを説明する

She bought a new car.
彼女は新しい車を買いました

My sister has long hair.
彼女は長い髪をしています

The tea is hot.
お茶は熱いです

This room is small.
この部屋は小さいです

I’m glad to hear that.
それを聞けてうれしいです

This video is very interesting.
この動画はとてもおもしろいです

You look tired.
疲れているように見えます

It tastes good.
おいしいです

 

副詞

副詞とは動詞・形容詞・他の副詞を詳しく説明する言葉です。例としては、注意深く、とても、速く、ゆっくりなどがあります。

動詞を修飾する副詞 動作の様子や方法を表す
形容詞を修飾する副詞 形容詞の程度を強めたり弱めたりする
時を表す副詞 動作が行われる時間を表す
場所を表す副詞 動作が行われる場所を表す

My brother runs quickly.
兄は速く走ります

We’re working hard.
一生懸命働いています

The quiz was quite easy.
クイズはかなり簡単だった

It is too hard for me.
私には難しすぎます

I always get up early.
いつも早く起きています

He’s still sleeping.
彼はまだ寝ています

He is waiting for you outside.
彼はあなたを外で待っています

She looked up at the sky.
彼女は空を見上げた

 

副詞の作り方

副詞は形容詞からの変化で作ることができます。副詞の作り方は以下の通りです。

  • 形容詞の語尾 + ly
  • 特殊変化
形容詞の語尾 + ly
形容詞 意味 副詞 意味
careful 注意深い carefully 注意深く
easy 簡単な easily 簡単に
slow 遅い slowly 遅く
特殊変化
形容詞 意味 副詞 意味
fast 速い fast 速く
hard 硬い、難しい hard 一生懸命に
good よい well よく

 

比較級・最上級

形容詞・副詞には比較級・最上級があります。比較級・最上級は、物や人を比べるときに使う形容詞の変化形のことです。

比較級 … より 2つを比べる 形容詞・副詞の語尾に er をつける
形容詞・副詞の前に more をつける
(不規則に変化する)
最上級 最も … 3つ以上を比べる 形容詞・副詞の語尾に est をつける
形容詞・副詞の前に most をつける
(不規則に変化する)

 

形容詞

比較級は2つを比べ「… より」ということです。最上級は3つ以上を比べ「最も …」ということになります。

原級 比較級 最上級
tall taller tallest
small smaller smallest
nice nicer nicest
原級 比較級 最上級
interesting more interesting most interesting
beautiful more beautiful most beautiful
difficult more difficult most difficult
原級 比較級 最上級
bad worse worst
good better best
little less least
many more most
much more most

 

副詞

原級 比較級 最上級
fast faster fastest
early earlier earliest
原級 比較級 最上級
carefully more carefully most carefully
beautifully more beautifully most beautifully
原級 比較級 最上級
badly worse worst
well better best

 

例文

He is taller than me.
彼は私より背が高いです

He runs faster than me.
彼は私より速く走ります

Today is colder than yesterday.
今日は昨日より寒い

This sofa is more comfortable than that one.
このソファはあれより快適です

This problem is more difficult than I expected.
この問題は私が思ったより難しいです

She works the hardest of all the employees.
彼女は従業員の中で一番一生懸命働いている

He should speak more carefully.
彼はもっと注意深く話すべきです

Math is the easiest subject for me.
数学は私にとって一番簡単な科目です

This is the most interesting anime I’ve ever watched.
これは私が今まで見た中で最も面白いアニメです

I like this movie the most.
私はこの映画が一番好きです

She visits the temple the most often.
彼女は最も頻繁に寺院を訪れます

That is better than this.
あれはこれよりいいです

The best is yet to be.
最高の瞬間はこれからだ。人生これからだ。まだまだこれから

 

前置詞

前置詞は、「場所」「時間」「方向」などの関係を示す言葉です。名詞・代名詞の前に置くので前置詞と呼ばれます。前置詞 + 名詞・代名詞で文章に情報を付け加えます。前置詞は大きく分けると以下の3つです。

  • 時間を表す前置詞
  • 場所を表す前置詞
  • そのほかの前置詞

I’m a teacher.
私は先生です

I’m a teacher on weekdays.
平日、私は先生です
時間を表す前置詞と名詞で、文章に情報を付け加えています

I’m a teacher in this junior high school.
私はこの中学の先生です
場所を表す前置詞と名詞で、文章に情報を付け加えています

I ate lunch.
私は昼食を食べました

I ate lunch with my friends.
私は友達と昼食を食べました
そのほかの前置詞と名詞で、文章に情報を付け加えています

 

時間を表す前置詞

この前置詞は、時間や日付を表すときに使います。「いつ」を表現するのに欠かせないものです。

at 特定の時間
in 期間
on 特定の日
during … の間
for … の間
since … 以来
until … まで

他にもあります。

The store starts at 9:30 a.m.
お店は9時30分に始まります

We take a lunch break at noon.
正午に昼食休憩をとります

My husband works at the weekend.
夫は週末に働きます

She was born in 2001.
彼女は2001年に生まれました

The university starts in October.
大学は10月に始まります

I do the workout in the morning.
私は朝に運動をします

The regular meeting is on Monday.
定例会議は月曜です

The event is on April 24th.
イベントは4月24日です

We work hard on New Year’s Day.
元日、懸命に働きます

 

場所を表す前置詞

この前置詞を、物や人がある場所や位置を表すときに使います。「どこに」「どこで」を表現するのに欠かせないものです。

in 中に
on 上に
under 下に
by … のそばに
near … の近くに
between … の間に
behind … の後ろに

他にもあります。

My smartphone is in my bag.
スマホはバッグの中にあります

I studied English in the cafe.
カフェで英語を勉強しました

I live in Osaka.
大阪に住んでいます

The car key is on the desk.
机の上に車のカギがあります

There’s a poster on the wall.
壁にポスターがあります

The bike is on the road.
バイクが道にあります

My sandals are under the bed.
サンダルはベッドの下にあります

I sat under the tree.
木の下に座りました

The restaurant is near my house.
私の家の近くに、そのレストランがあります

The guard stands by the front gate.
正門のそばに門番が立っています

The post office is behind the school.
学校の裏に郵便局があります

The seat between Daisy and Mike is vacant.
デイジーとマイクの間の席は空いています

 

そのほかの前置詞

時間や場所を表す前置詞以外のものもあります。方法、理由、目的、材料などの情報を英文に付け加えるときに使います。

with … … と、… と一緒に
of … … の
to … … へ
from … … から
for … … のために
like … … のような
about … … について

他にもあります。

I would like a cup of coffee.
コーヒーが欲しいです

I studied math with my friends.
友達と数学を勉強しました

I move to Paris from London.
ロンドンからパリに引っ越しました

I’m still tired from yesterday.
昨日からまだ疲れています

Thank you for your patience.
お待ちいただきありがとうございます。ご辛抱、ありがとうございます

She looks like her sister.
彼女は姉に似ています

I don’t think about it yet.
それについては、まだ考えていません

The ladder is made of woods.
そのハシゴは木でできています

 

接続詞

接続詞とは、単語と単語・文と文をつなぐ言葉のことです。日本語で言う「そして」「しかし」「なぜなら」などの役割を果たします。

 

基本的な接続詞

and そして
… と
2つ以上のものを並べたり、付け加えたりするときに使います
or または
それとも
選択肢を示すときに使います。
but しかし
でも
対立や反対の内容をつなぐときに使います

My sister sat between Tom and Ruka.
姉は Tom と Ruka の間に座った

I went to the park and talked to him.
公園に行き、彼と話しました

Would you like tea or coffee?
お茶とコーヒー、どちらが欲しいですか?

You can take a bus or taxi.
バスかタクシーに乗ることができます

It was raining, but I went shopping.
雨が降っていましたが、ショッピングに行きました

I studied hard yesterday, but I failed the mid-term exam.
昨日は一生懸命勉強しましたが、中間試験に失敗しました

 

そのほかの接続詞

because なぜなら 理由や原因を説明するときに使います
so だから
それで
結果や結論を表すときに使います
when … するとき 時間を表すときに使います
before … する前 時間を表すときに使います
after … した後 時間を表すときに使います
if もし … なら 仮定を表すときに使います
although … … だけれども 対立する状況を表現するときに使います
though … … だけれども 対立する状況を表現するときに使います

I stayed home all day because I felt sick.
体調が悪かったので、一日中家にいました

I was exhausted so I went to bed early.
疲れ切っていたので、早めに寝ました

When I visited my grandparents, they were off.
祖父母を訪ねたとき、彼らは不在でした

I remove makeup at first when I get home.
家に帰ったら、まず化粧を落とします

I turn off my smartphone before I go to bed.
寝る前にスマホの電源を切ります

If it lets up, I’ll go outside.
雨が止んだら外出します

We went to the Indian restaurant after the movie ended.
映画が終わった後、インド料理屋に行きました

Although I was sick, I went to work.
気分が悪かったけれども、働きに出ました

He’s still active though he’s quite old.
彼はかなり年をとっているが、まだ現役だ

 

不定詞

不定詞とは to + 動詞の原形をとり、文章の中で名詞・形容詞・副詞のような働きをするもののことです。

名詞的用法 ~すること 主語(S)・目的語(O)・補語(C)になる
形容詞的用法 ~するための
~すべき
名詞の直後に置かれ、その名詞を修飾する
副詞的用法 ~するために
~して
そして~する
動詞・形容詞・副詞を修飾する

 

名詞的用法

To set a goal is very important.
目標を定めることはとても大切です
to + 動詞の原形が主語になっている。Setting a goal is very important. や It is very important to set a goal. の形の方が自然

She decided to go to the university.
彼女は大学に行くことに決めました
to + 動詞の原形が目的語になっている

My hobby is to play video games.
私の趣味はテレビゲームをすることです
to + 動詞の原形が補語になっている

 

形容詞的用法

There is no time to waste.
無駄にする時間はありません

I have a lot of work to do.
するべき仕事がたくさんあります

I save money to buy a new car.
車を買うためにお金を節約しています

 

副詞的用法

I left the hotel early to catch the train.
電車に乗るためにホテルを早く出た

I’m happy to hear that.
それが聞けてうれしいです

I’m here to fix the clogged pipes.
つまった配管を修理しに来ました

 

動名詞

動名詞とは、動詞でありながら名詞の働きをするものです。動名詞は、動詞 + ~ ing の形をとります。動名詞は文中では名詞として扱われます。主語・目的語・補語・前置詞の目的語になります。

Cooking with my family is fun.
家族と一緒に料理することは楽しいです

I finished doing my homework.
宿題を終わらせました

I enjoy playing basketball.
バスケをするのが楽しいです

I’m not good at singing.
歌うのは得意ではありません

 

分詞

分詞は、動詞が変化して形容詞のように名詞を説明するものです。主に以下の2つがあります。分詞の位置は、1語の場合は名詞の前、2語以上の場合は名詞の後ろになることに注意が必要です。

現在分詞 〜ing 〜している 進行中の状態や能動的な動作を表します。名詞の前後に置いて、その名詞が「〜している」ことを説明します。
過去分詞 ~ed
不規則変化
〜された
〜された状態の
受け身の状態やすでに完了した動作の結果を表します。名詞の前後に置いて、その名詞が「~された」ことを説明します。

 

現在分詞

現在分詞は進行中の状態や能動的な動作を表します。名詞の前や後ろに置いて、その名詞が「~している」ことを説明します。

I saw a sleeping cat on the chair.
イスの上で寝ている猫を観ました

The barking dog annoyed me.
吠えている犬が私をイライラさせた

We saw a girl running in the park.
公園で走っている女の子を観ました
running in the park は2語以上なので girl の後ろに配置

 

過去分詞

過去分詞は、受け身の状態やすでに完了した動作の結果を表します。名詞の前後に置いて、その名詞が「~された」ことを説明します。

I like used cars.
中古車が好きです

The closed door was not locked.
閉まっていたドアは施錠されていませんでした

The paper written by my boss was on the desk.
上司が書いた紙が机の上にありました
written by my boss は2語以上なので paper の後ろに配置

 

受動態

受動態とは「~される」という意味を表す文法用語です。動作を受ける側を主語にして、文を作ります。基本的には be動詞 + 過去分詞の形になります。

Spanish is spoken all over this country.
スペイン語はこの国全土で話されています

Basketball is played in many countries.
バスケは多くの国でプレーされています

Is English spoken in this country?
この国では英語が話されていますか?

The task was not finished yesterday.
作業は昨日、終わりませんでした

This novel was written by the Japanese writer.
その小説は日本人小説家によって書かれました

The animation movie was watched by millions of people.
そのアニメ映画は何百万人もの人に見られました

The urgent meeting will be held at 2:30 p.m.
緊急会議は午後2時30分に開かれるでしょう

The success will be determined by the vagaries of the weather.
その成否は天候の変わりやすさによって決まるでしょう

Everything will be done by all project members.
プロジェクトのメンバー全員ですべて遂行します

This report cannot be read in one day.
このレポートは1日では読めません

Can this problem be solved easily?
この問題は簡単に解けますか?

This app can be used in a variety of ways.
このアプリは様々な方法で利用できます

The homework must be finished by the end of August.
宿題は8月末までに終わらせなければなりません

Chemicals should be kept under strict control.
化学物質は厳重に管理すべきである

The regulation should be followed by everyone.
この規則はみんなによって守られるべきです

The firework festival may be canceled because of the accident.
花火大会はアクシデントでキャンセルされるかもしれません

 

動詞の変化 (完了形)

完了形は「ある時点までの経験や、状態の続き」を表す形です。過去形は過去に「~した」を表すのに対し、完了形は「〜して、その結果が今も続いている」と継続していることを表現するのに使われます。

現在完了形 have + 過去分詞
has + 過去分詞
経験
継続
完了・結果
過去から今につながる出来事や状態を表します。
過去完了形 had + 過去分詞 過去のある時点からその時点までにつながる出来事や状態を表します。

 

現在完了形

現在完了形は、過去から今につながる出来事や状態を表します。

  • 経験 (〜したことがある)
  • 継続 (ずっと〜している)
  • 完了・結果 (ちょうど〜したところだ、〜してしまった)

I have visited the temple five times.
その寺院に5回訪れたことがあります 経験

I’ve never been to Egypt.
エジプトに行ったことはありません 経験

We have stayed in this hotel for ten days.
このホテルに10日間滞在しています  継続

I’ve studied English for two years.
2年間英語を勉強しています  継続

I’ve just done the task.
その作業がちょうど終わったところです 完了・結果

We’ve arrived at the office.
ちょうどオフィスに到着したところです 完了・結果

 

過去完了形

過去完了形は、過去のある時点からその時点までにつながる出来事や状態を表します。

When we got to the airport, the flight had already left.
空港に到着したときには、飛行機はすでに出発していました

I had never read the book before you gave it to me.
キミからもらうまで、私はその本を読んだことはなかった

 

関係代名詞

関係代名詞は、2つの文を1つにつなげる働きをし、名詞をより詳しく説明するものです。「~する人」「~するもの」という意味になります。関係代名詞のあとは必ず文章になることに注意が必要です。

who ~する人 人を表す名詞の後に使う
which ~するもの 物や動物を表す名詞の後に使う
that ~する人
~するもの
who や which の代わりに使う

I know the boy who is playing the piano.
私はピアノを演奏している少年を知っています

He is the teacher who taught us science.
彼は私たちに科学を教えてくれた先生です

The bag which is on the rack is mine.
棚にあるバッグは私のものです

She bought the shoes which were displayed in the window.
彼女はウィンドウに飾られていた靴を買いました

I met a woman that works at the station.
駅で働く女性に会いました

They are my friends that live next door.
彼らは隣に住んでいる友達です

I found the key that I lost yesterday.
昨日なくしたカギを見つけました

The car that is parked outside is my mother’s.
外にとめてある車は母のです

 

使役動詞

使役動詞とは、「誰かに~させる」「~してもらう」という意味の動詞です。人に何かをさせるときに使用します。

let ~させてあげる
~することを許可する
let + 人 + 動詞の原形 優しく許可する感じ
make ~させる
無理やり~させる
make + 人 + 動詞の原形 強制的に、無理やりさせる感じ
have ~してもらう
~させる
have + 人 + 動詞の原形 依頼して何かをしてもらう感じ
get ~してもらう
説得して~させる
get + 人 + to + 動詞の原形 説得や努力をして何かをしてもらう感じ

 

let

使役動詞 let は「~させてあげる」「~することを許可する」という意味になります。優しく許可するニュアンスです。

Let me see it.
見せて

Let me know if you need any help.
何かありましたらお知らせください

The teacher let her leave early because she was sick.
先生は彼女が病気だったため、早く帰らせてあげた

Don’t let the cats run in the house.
ネコに家の中を走らせないで

 

make

使役動詞 make は「~させる」「無理やり~させる」という意味になります。強制的に、無理やりさせるニュアンスです。

My mom made me study harder.
母は私により一生懸命勉強させました

The animation movie made me cry.
そのアニメ映画に泣かされました

The rainy days made me feel uncomfortable.
雨の日が不快に感じさせました

This photo makes me remember my childhood.
この写真は私に子供時代を思い出させます

 

have

使役動詞 have は「~してもらう」「~させる」という意味になります。依頼して何かをしてもらうニュアンスです。

I had my dad drive me to school today.
今日は父に学校まで車で送ってもらいました

My mom had the repairman fix the air conditioner.
母は修理業者にエアコンを直してもらった

She had her hair cut at the salon.
彼女は美容院で髪を切った

He had his van washed last Saturday.
彼は先週の土曜日に自分のバンを洗ってもらった

 

get

使役動詞 get は「~してもらう」「説得して~させる」という意味になります。説得や努力をして何かをしてもらうニュアンスです。

He got his parents to buy him a new smartphone.
彼は両親を説得して、新しい自転車を買ってもらいました

She got her brother to lend her some money.
彼女は兄にお金を貸してもらいました

I got the teacher to explain the math problem.
先生に数学の問題を説明してもらいました

The teacher got all students to participate in the cleaning activities.
先生は全生徒に清掃活動に参加してもらいました

 

 

まとめ

中学レベルの英文法、いかがでしたでしょうか。この記事がお役に立てたのであれば、うれしいです。ご参考までに。

 


最後まで読んでくださり、ありがとうございました。


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